ヴェルサイユの庭を見守るオークの木

ヴェルサイユの庭の長老、樹齢350年のオークの大木に出会う

フランスは昨日から冬時間です。
いよいよ寒くて暗い冬だなあと思うと
身が引き締まる思いですが、
今のところはまだ、
ヴェルサイユの公園の散歩に出たら、
地面に積もった枯葉のサクサクという音に耳を傾け
晩秋の柔らかな日差しを愛でることができます。

オーク(Quercus robur ヨーロッパナラ)は
欧州の森では一般的な樹木で
長寿の大木に育っているものも多いです。

ヴェユサイユの庭の最長老のひとりでもある
このカッコいいオークは樹高36m、
ルイ14世の御代に植えられたのだそうで
樹齢は350歳を超えています。

ヴェルサイユの庭が作られてからの
あらゆる時代を静かに生き抜いてきた
このオークの大木の
大人ふたりで抱えてもお互いの手が繋がらない
(実験済み!笑)
大きな幹に触れると、
なんだかとても落ち着きます。

オークはケルトの世界では聖なる木であり、
18世紀、オークの葉っぱは、
功績と勝利を表すエンブレムだったのだそうです。
現在でもレジオンドヌール勲章のメダルには、
オークの葉の模様があります。

ヴェルサイユにある樹木の年齢は?

ところで、ヴェルサイユの庭園と、
周りを囲む広大なパークの中の樹木たち、
いったい何年くらい生きているのでしょう?
木は長生き、なイメージがあるかしら?

樹種によっても、植樹の場所や役割によっても
寿命はだいぶ違いますが、
通常の並木として植樹されている
セイヨウシナノキTilia リンデンバウム)など
100年を目処に植え替え、更新していかなければ
ならない樹木もたくさんあります。

フランスには
台風被害というのはあまりないのですが、
今から30年ほど前、
記録的な大嵐によって、
多くの庭園や公園で、
ほとんど壊滅的な倒木などの
被害が出たことがありました。

ヴェルサイユの庭園もその例外ではなく、
修復のための大規模な植樹の必要に迫られ、
それは将来を見据えた
計画的な植栽管理計画が始まる
きっかけになったのだそうです。

樹木は庭空間の骨格を形作る
要の構成員です。
樹種にもよりますが、
ある一定の大きさに届くまでの
成長には何年もがかかります。
全体の空間構成の調和を保ちながら
どのように樹木を更新していくのか
かなり興味あるところです。


長老オークの足元。
少しコケむした感じもいい。
また会いに来ようっと。

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