ガーデン&カルチャー 印象派の庭モネの庭 印象派の絵のような庭を作る、おすすめ植物5選 印象派の画家クロード・モネやルノワールが描く、温かな色合い、柔らかなタッチの庭園や植物がある風景、素敵ですよね。 みんなが大好きなジヴェルニーのモネの庭のような印象派風の庭を演出するのにおすすめの植物を5つ、ご紹介したいと思います。 1. パンジーやビオラ 白から黄色・オレンジ、赤系〜青・紫、黒に近い紫まで、カラフルな...
海外の庭めぐり ローマの邸宅ガーデン、コロンナ庭園 久しぶりにイタリア、ローマを訪れました。 ローマは街を歩いているだけで旧所名跡が目白押し、パリを超える歴史都市と言っていいと思います。ローマ時代の遺跡からルネサンス、バロックに続いてクレシェンドになっていく様々な建築物と美術作品の蓄積に、この街に集まった富の莫大さを感じます。中でも、そのローマらしいゴージャスさに圧倒さ...
海外の庭めぐり ボスケヴェルサイユ庭園案内、ボスケ ベルサイユの花の庭、王妃のボスケ パリオリンピック2024が始まりましたね。ベルサイユはオリンピックの馬術競技場になっています。もちろん、会期中も宮殿・庭園は通常通り見学可能、緑濃い夏の庭園も魅力的です。 ところで、ベルサイユの庭園の特徴のひとつは、大きく視界がひらけたオープンなエリアと、木立で覆われたクローズドなエリアの鮮やかなコントラスト。木立で覆...
海外の庭めぐり オランジュリー ベルサイユ宮殿のオランジュリー [その2] 夏のフランス庭園を彩る柑橘のコンテナー 春が本格化する5月、ベルサイユ宮殿の庭園の劇的な変化のひとつがオランジュリーの庭園の風景です。 冬の間、建物の中にしまわれていた1500本のコンテナー栽培の柑橘木が野外に配置されたオランジュリーのパルテールは一気に華やぎを増して、暖かな季節になったことが改めて感じられます。 オレ...
海外の庭めぐり 皇妃ジョゼフィーヌ マルメゾンとボワ=プレオー、ジョゼフィーヌの庭の春 パリから程近い近郊の街マルメゾンに、ナポレオンとジョゼフィーヌが住んだ城館と庭園があります。そこに隣接するボワ=プレオーの長年修復中だった城も、昨年よりナポレオンに関係するコレクションを展示する美術館として一般公開されるようになりました。 マルメゾン城購入時(1799年)の地所の面積は260haほどでしたが、ジョゼフ...
海外の庭めぐり イギリス風景式庭園 19世紀のバガテル公園、イギリス貴族のパリの邸宅 バガテルの新たな所有者となったイギリス貴族、ハートフォード侯爵は、南北に土地を買い足して14haから24haに庭園を拡張、稀代の美術蒐集家としても知られた彼は、バガテル城そのものにも庭園にも大幅な改変を加えていきます。 関連記事| フランス革命後のバガテル公園 (2023-02-15 07:49:28) 19世紀当時の...