ショーモン=シュル=ロワールの国際ガーデンショー[その2]

2015年のテーマは「驚異の庭・コレクター(収集家)の庭」

フランスの国際ガーデンショー、ショーモン=シュル=ロワールの
独自性の一つは、その年毎のテーマ性が
全体を通して表現されていることだと書きましたが、

その一方で、
4月末〜10月の夏季を中心とした6ヶ月という長い開催期間も
大きな特徴といえるでしょう。

ガーデンショーは通常数日〜1週間位であることが多いのですが、
その間を最高のコンディションで見せられるように、
草花の開花調整あり、その後も、
屋内の会場であれば数時間おきに霧吹きで水をあげたり、
必要があれば、花を入れ替えたり、
庭というよりは大きなフラワーアレンジメントなんじゃないかと思うくらい。
見えないところでのメンテナンスの配慮、努力は膨大です。

半年間、野外に設置されるという条件でデザインされる庭は
ショーガーデンでも、より普通の庭に近い配慮が
必要になっていると思われます。
植物の選定条件などもだいぶ変わってきますよね。

一番上の写真は、
<幸福を運ぶクローバーの庭>です。

DSC00435
様々な種類の四葉のクローバーばかりで構成されたガーデンです。
もさもさとしたグリーンは、すべて異なる品種のクローバーたち。
シンプルな潔い構成であると同時に、ポエティックでもあって、
けっこうお気に入りだった庭です。

DSC00474
そしてこちらは<染色の庭>。
布地を染色するアトリエのイメージで
染色に使われる色々な植物を使って構成した庭です。

DSC00461
こちらのガーデンは、
植物を実際のかたちとその種の状態、
両方を合わせて見られるように
構成されていて、勉強になります。
DSC00466
土を振る篩(ふるい)に種を挟んで
ディスプレイに使ったりしているのも面白い。
(次回に続く〜)


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