イギリス、ウィズリー・ガーデンを訪れる[その3]

ガーデニングを全方向で知ることが出来るガーデン

植物にもランドスケープにも
バランスよく目配りしている
ウィズリー・ガーデンのアクティビティの大きな目的のひとつは
ガーデニングに関する一般への教育普及なのだそうです。

30,000種以上という世界有数の植物コレクションと、
樹木コレクション、様々な種類のガーデン、
最新式のテニスコート10個分もの大きな温室や
これまた広い果樹園まであって、
ガーデニングに関すること、植物に関することなら
ここで何でも見たり知ることができる夢のような場所なのです。

さて、緩やかな散歩の続きには、
100年以上前に作られたという
歴史的なロックガーデンへ。
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水平にも広がっているので、なだらかに見えますが、
結構な高さがあり、
上から下を見ても、ちょっと小高い丘に登ったようになります。
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坂道の途中ではヘラボレスに励まされながら、
プチ登山です。
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小高いロックガーデンを登り切ると、
高山植物のコーナーや
人気のキッチン・ガーデンが待っています。

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こちらのキッチン・ガーデンの責任者は
イタリアの方でガーデナーに転向する前は
シェフだったそうで、まさに適任者ですね。

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キッチン・ガーデンとは別にハーブ・ガーデンもあります。
こちらはサークル(円)をベースにしたデザインで、
料理やハーブティーなど、
食用に使うハーブのみでまとめられていました。
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タイムだけでも様々な種類がありますね↑

さらに、一般家庭の庭作りのヒントになるようにと考えられた
スモール・ガーデンが幾つか展示されているコーナーもあります。
こちらは植木そのものの剪定で、
生きているガゼボを作ってみた、というスモール・ガーデン。
木がそのままアーチやガゼボに整形されていて、なかなか珍しい感じです。
実際やってみるのは相当忍耐が必要そうですが。。。

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小高い丘を登り切り、反対側に向かうと、
酸性が強めな土壌の高低差のある場所になっていて、
こちらはまた全く雰囲気が変わり、
カメリアやアジサイなど、
日本を思い出す植物たちに出会えます。
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カメリアは満開のシーズン。
みな自然な樹形で、随分大きく育っています。
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そしてここではアジサイの立ち枯れの姿も
立派なオーナメンタル(装飾花)の役割を果たしています。
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変化に富んだ庭園内を歩いていると、
どういった場所にどのような植物が適しているのかなども、
実感的に自然に感じられてくるのが、なかなかにすごいです。
(次回に続く!)


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