海外の庭めぐり ポタジェ、ハーブガーデンヴェルサイユの庭園案内 8月の王の菜園(ポタジェ・デュ・ロワ)用の美をみる こちらはルイ14世の大好物だったという桃で その名もヴィーナスの乳房(Téton de Venus): 果実はついていませんでしたが、 石壁に這わせてあると、 葉っぱだけでもなんだか絵画的なワンシーンです。 用の美の魅力を発見 実はこの石壁に秘密があって、よく見てみると、 つぶつぶのテクスチャーがあります。 何だか分か...
海外の庭めぐり ポタジェ、ハーブガーデン 8月の王の菜園(ポタジェ・デュ・ロワ) 真夏日の王の菜園、今日は気温も38℃まで上がっていました。 このところの猛暑日は温暖化をひしひしと感じさせます。 王の菜園の名物、様々な形のエスパリエ仕立ての洋ナシやリンゴの木々は たたわに実がなって、そろそろ収穫期を迎えるところです。 この春は公園・庭園等もコロナ対策で閉園せざるを得なかったフランスですが、 6月...
海外の庭めぐり ケルダロ庭園、ブルターニュのおとぎの庭 フランスの名庭園が集中する地方は? フランスでも庭づくりが特に盛んな地方といえば、 ブルターニュ地方や南フランスのコート・タジュールでしょう。 後者は、地中海を臨む風光明媚、温暖な気候で 19世紀からすでに別荘地として人気が高く 世界のセレブリティが競って別荘を作らせたところです。 お屋敷ができれば当然、それに見合うガ...
海外の庭めぐり アーティストの庭 映像作家ディレク・ジャーマンの庭 ディレク・ジャーマン、地の果ての希望の庭 現代のアーティストの庭といったらまず頭に浮かぶのは、 イギリスの映像作家ディレク・ジャーマンの プロスペクト・コテージ。 エイズと診断されてから、 ドーバー海峡に面した原子力発電所危険地域にある ダンジェネス村の漁師小屋に移り住み、 死に至るまでの7年間、庭を作って過ごしたそう...
ガーデン&カルチャー ヴェルサイユの庭園案内プチトリアノンとグラントリアノン フランス式整形庭園、好きですか? フランス式庭園、というと 軸線を中心にしたシンメトリーで幾何学的な構成の 整形式庭園(フォーマル・ガーデン)を指し、 フランス整形式庭園とも呼ばれます。 17世紀にフランスの造園家ル・ノートルが 太陽王ルイ14世のために設計した ヴェルサイユ宮殿の庭園などが世界的に知られる代表例です。 フランス式庭園は、 絶対君主制時...
ガーデニング 庭のデザイン・ガーデニングガーデン・インスピレーション ワイルド・フラワー・メドウ wild flower meadow 桜も咲いて、本格的な春ですね。 ガーデニング意欲がどんどん上がってくるシーズンです。 写真はマルメゾンの城館の建物の裏中心に広がる ワイルドフラワー・メドウ、ナチュラルな花咲く草原です。 フランス語だとプレリー・フルリ(la prairie fleurie) と呼ばれるメドウ・ガーデンは 大好きなガーデン・アイディアの...