フランスのバラの村、ジェルブロワ

美しいバラの庭を探して―――バラの庭、ジェルブロワ

「フランスの美しい村」にも選ばれているジェルブロワ村は、
バラの村として知られています。

パリから北西に110kmのピカルディー地方にある、
16,17世紀からの石造り建築の民家が並び、
バラが溢れる、人口100人ほどの小さな村落です。

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アンリ・ル・シダネル、自邸にて溢れるバラと

もともとは、日常的な題材で静謐な絵を描いた
20世紀初頭の画家、アンリ・ル・シダネル(1862-1939)が
中世の面影残るこの村を大変気に入って住み着き、
かつての城塞跡であった自宅を
バラ園、ホワイト・ガーデン、イエローとブル―のガーデンといった
3層からなる見事なイタリア式庭園に作り変えたのが始まりでした。

ル・シダネルは、当時は荒れ果てた村だったジェルブロワを
バラで埋め尽くすプロジェクトを提案し、
賛同した村の人々によってバラが植えられ、世話されていて
現在では、フランス随一のバラの村、季節には村中にバラが咲き乱れる
フランスの最も美しい村のひとつになっています。

村内ではル・シダネルの庭園も公開されています。
(⇒画家アンリ・ル・シダネルの庭へ)

6月には年に一度のバラ祭りがあるとのことで
行きたいな!と調べてみたら、
車でないと日帰りは難しい微妙な場所です。
実は車の運転は超ニガテ、右側通行はさらにキケン!で
どうしたものかと思っていたところ、
ちゃんとパリからの日帰りバスツアーがありました。
とりあえず、参加。

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お祭りなので小さな村に大勢の人が押し寄せ、
これでもかといった感じの大盛況というか大混雑。
ではありましたが、
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村のおじさんたちのパレードあり、各種コンサートあり、
地元の名産品やバラの大苗の屋台が出ていたり、
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中世風の装いのミス・バラの村(なのかな?)集団がいたり
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村民一丸となった様々な趣向を凝らしたおもてなしがあって、
素朴に楽しい雰囲気につつまれていました♪

でも、お祭りじゃなくても何気ない佇まいがステキなところばかり。
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古い石造りやレンガ作りの壁につるバラたちが良く合います。
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どこをとっても絵になります!

フランスと日本をつなぐバラ、Kizona(絆)

そして最後に、ル・シダネルのお庭で出会った
アプリコット・ローズ色の美しい
このバラの名前はKizuna 、そう、絆(きずな)です。
フランスと日本の被災者たちのきずなを名前にとり、
3.11ののちに作出されたバラで、
売上は被災者へのチャリティに使われるそうです。
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バラづくしの美しき休日でした♡
それではまた!

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