4月のヴェルサイユの庭散策

新緑が眩しい4月

一日一日昼間の時間が長く、明るくなる
待ちに待ったこの季節。
お天気が良い日の庭散策は、
まさに楽園の散歩のよう。

特にこちらの並木道は
セイヨウボダイジュやマロニエなど
落葉樹がほとんどなので、
新緑の季節には、
ようやく出揃ってくるフレッシュな若葉が
黄緑色に光を通す様子が
とてもとても綺麗なのです。

道端のワイルドチャービルが可愛い

そしてこの季節のお気に入りが
道端や林縁を彩るセルフォイユ・ソーヴァージュ
(ワイルドチャービル)、(Anthriscus sylvestris)
英名ではカウパセリ、和名はシャク、ヤマニンジン
などとも呼ばれるセリ科の野草です。
フランス語ではまたは、もっとざっくりオンベルOmbelleとも。

ワイルドチャービル

白い小さな花が集まって咲く
レースフラワーやオルレヤに似た感じ、
逞しいけど儚げに上品に揺れる野草感がとてもいい。

この季節には、
ワイルドチャービルが群生する森の姿を見るのが楽しみで、
浮き足立ってきてしまいます。

春一番の花の季節が終わって、
春から夏に向かい、
毎日大急ぎで新緑たちが成長する
この季節の植物たちは
エネルギーに溢れている。

太陽の光を浴びて、
彼らの様子を見ているだけで、
なんだか幸せな気持ちになります。
元気が沢山もらえますよ。
さあ、外に出よう!

見上げれば並木道の
セイヨウボダイジュの新緑も絶賛成長中。

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