王立菜園(ポタジェ・デュ・ロワ)にて

2世紀以上の歴史と伝統、フランスの王様のキッチン・ガーデン

ベルサイユの王立菜園の散歩の続きです。
[関連記事]ベルサイユの庭、王立菜園(ポタジェ・デュ・ロワ)

昨日はだた広いです、と書いてしまいましたが、
面積としては全体で9ヘクタールあります。
12名のガーデナーたちが、各130種ほどのリンゴと洋なし、様々なベリー類、
伝統野菜や希少種の野菜などを育てていて、なんと年間で、
果物類は50トン、野菜も20トンの収穫量があるそうです。
本数にするとリンゴの木は2100本、洋なしは2800本、
さすがの充実ぶりです。

IMG_0944

なかなか全体を写真におさめることが難しいのですが、
基本的には各部分が壁に囲まれた造りになっています。

果樹園向きのウォールド・ガーデン

果樹コーナー。こちらも、ちょっと分かりにくいのですが、
右端は壁に沿って洋なしがエスパリエ仕立てになっており、
奥の方は壁で仕切られていて、次のスペースへと続きます。
IMG_0954
ウォールド・ガーデン(壁に囲まれた庭)は、
イギリスなどでもよく使われていますが、
昼の間日光で暖められた温度を保つので、
急激に温度が下がりにくくなり、
果樹栽培にはもってこいなのだそうです。

こんなに広々としていると、風通しが悪くなる心配もなさそう。

IMG_0941
整然と並ぶ野菜たち。

環境に配慮した、無農薬のオーガニック栽培へ

200年以上の歴史と伝統を持ち、
剪定や栽培方法に伝統的な方法を継承する一方で、
王立菜園でも数年前からオーガニック栽培に切替中とのことです。

元々は化学薬品などなかったから、オーガニックだった訳で。

生態系がバランスを取り戻すには時間がかかるけれど、
環境破壊に繋がるような要素のある庭作りはNG、
ということがすでに共通認識になっていて、
どんどん実践されている様子、嬉しいことです。

ショップでは収穫した果物や野菜を販売していて、
ジュースやジャムにも加工されているのですが、
無農薬栽培で安心ですね(^_-)-☆
機会があれば味見してみたいものです。
それではまた!

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