スノードロップの季節、ヴェルサイユの庭にて

今年もスノードロップの季節がやってきた!

と、考えるだけでワクワクしてくる
2月下旬の冬の終わり〜春の最初の球根花、スノードロップ。

スノードロップの魅力は、
やはり芽吹き前の明るい森の林床に
真っ白の絨毯になって群生する姿。
もちろん、ひとつひとつの白い
ティアドロップのような形も可憐で美しい。

スノードロップ

雪が降っても、しっかり花を閉じて耐え、
暖かな日差しを待って、一面に花を広げる姿は、
何度見ても感動してしまう。

と、つい絶賛してしまうのですが、
なんせスノードロップの絨毯の大ファンなもので(笑)。
スノードロップに限らず
林床に、あるいは草原に
群生する花や葉っぱの姿には
大好きな風景がたくさんあります。

この先5月頃の、森の縁に咲き乱れる
カウパセリやノラニンジンや、
海のようなシダの群生も
それはそれは美しい風景です。

そういえば、かつて榛名の両親の山の家の庭で
春にスイセンやスズランが咲いたら可愛いだろうなあと
球根を色々植え込んでみたりしたのですが、
植える度にイノシシ様に掘り起こされ、
結局定着しなくてがっかりだったのを思い出しました。
ふふふ、場所を変えて、またトライしよう。

さて、スノードロップに戻ります。
スノードロップは、
広葉樹林が夏を迎えて緑濃くなる前、
芽吹き前後の春の一時期だけ姿を現す
スプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれる花々の仲間です。
あっという間に花を咲かせ、夏には休眠に入ってしまうので、
その儚い様子が、妖精を思わせるのでしょうが、
確かに森に魔法がかかったような感じがするかも。

それにしても、
記憶容量が相当少ないのか、
去年も同じ場所を何度も歩き、
何度も目にした風景にもかかわらず、
今年もまた初めて目にしたかのように
感動してしまうのには、本当にびっくりです。

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