フランスの美しい水の庭、クーランス城の庭園 [その3]

木々が織りなす時間の旅を感じる散歩道

クーランス城の考え抜かれた
シンプルの極致のごとき緑の散歩道。
手入れの簡易さと、元々の構造に光をあてる、
まさに用の美が実現された空間です。
降り注ぐ気持ちの良い秋の光を浴びながら散策していくと、
出会う、どっしりずっしり大きなプラタナスの木。
こちらも200歳は超えているはず。


一方こちらは
庭園外側のグラン・カナル(大運河)、シラカバの白い幹の並木です。

まっすぐな幹もまだ細い、若手たち。
モダンなフレッシュな印象です。
これからこの地を長い間守っていくのでしょう。

木々や草花が材料の庭園は生き物そのものなので
手入れがなければ姿を留めることができません。
そして人間よりも長生きな木々にもやはり寿命があり
適宜更新していく必要があります。

何世紀も前に形作られ、
時とともに様々な想いとともに手が加えられ
現在に至るクーランス城の庭園の散策は
そこに流れた時間を感じる旅でもあります。


そして散策のちに欠かせないのは休憩ですね。
かつてこの地方で栽培されていた麻の脱穀工房だった建物が
現在はおしゃれなサロン・ド・テになっています。
こちらで使用しているのは、
やはりクーランス城で作られている
オーガニックの野菜や果物たち。
そう、ここにはポタジェもあるのですが、
そこまでは時間切れで見ることができず(涙)。

(もう少しだけ、続きます〜☆)

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事