海外の庭めぐり 花咲く春の王の菜園、ヴェルサイユより 4月に入り、一気に春めいてきたフランスから久しぶりのお便りです。 今年の冬から春先にかけては、 気分も滅入りそうな寒い雨の日が多かったのですが、 ようやく気持ちの良い晴れ間がやってきました。 サクラも終わりかけのタイミング、 そろそろリンゴの花が咲いているかもしれない、と 久しぶりにヴェルサイユの王の菜園(Potage...
海外の庭めぐり ポタジェフランス花暦 リンゴの花咲く王の菜園、ヴェルサイユ 王の菜園を久しぶりに訪れてみると、ちょうどリンゴの花盛りです。 近くにいてもタイミングを合わせて来訪するのが難しいので、かなり嬉しい。 エスパリエ仕立てのリンゴの木々に花咲く姿は、ちょっと不思議な感じかもしれませんが、なかなかに見応えあります。ハチもぶんぶん飛んでいて、受粉仕事の最中でしょうか。 季節はどんどん進んでい...
海外の庭めぐり 桃の花咲く春のポタジェ・デュ・ロワ(王の菜園)に ヴェルサイユのポタジェ・デュ・ロワ(王の菜園)の春 ヴェルサイユのポタジェ・デュ・ロワ(王の菜園)、冬の間だいぶご無沙汰していたのですが、この時期ならば桃や桜桃の花が見られるかもと、行ってみたら大当たり。 壁際のエスパリエ仕立ての桃の花がかわいらしく咲いてました。 花の時期は長くないので、お花見に成功した時の喜びは大き...
海外の庭めぐり ヴェルサイユ・ガーデンウォーク ヴェルサイユ・ガーデンウォーク、王の菜園へ オータムカラーの王の菜園(ポタジェ・デュ・ロワ) 先日のガーデンウォークの午後の部は、 やはりヴェルサイユ宮殿と庭園と一体であるものの、 普段はなかなか訪れることがない 王の菜園(ポタジェ・デュ・ロワ)へ。 名前の通り、 王様のための食卓のための野菜や果物を生産する菜園でした。 17世紀、ルイ14世のために作られた当時...
海外の庭めぐり ポタジェ、ハーブガーデンヴェルサイユの庭園案内 8月の王の菜園(ポタジェ・デュ・ロワ)用の美をみる こちらはルイ14世の大好物だったという桃で その名もヴィーナスの乳房(Téton de Venus): 果実はついていませんでしたが、 石壁に這わせてあると、 葉っぱだけでもなんだか絵画的なワンシーンです。 用の美の魅力を発見 実はこの石壁に秘密があって、よく見てみると、 つぶつぶのテクスチャーがあります。 何だか分か...
海外の庭めぐり ポタジェ、ハーブガーデン 8月の王の菜園(ポタジェ・デュ・ロワ) 真夏日の王の菜園、今日は気温も38℃まで上がっていました。 このところの猛暑日は温暖化をひしひしと感じさせます。 王の菜園の名物、様々な形のエスパリエ仕立ての洋ナシやリンゴの木々は たたわに実がなって、そろそろ収穫期を迎えるところです。 この春は公園・庭園等もコロナ対策で閉園せざるを得なかったフランスですが、 6月...