フランスの5月1日、ミュゲ(スズラン)を探しに森へ

5月1日のミュゲ(スズラン)は幸運を運ぶ花

日本はゴールデンウィークの大型連休真っ最中、いかがお過ごしでしょうか。フランスにはゴールデンウィークはないですが、2週間の学校休みの時期なので、子どもたちとともにバカンスに出かける家族も多く、なんとなくバカンス気分が漂っています。

さて、5月1日メーデーはフランスでも祭日、この日に贈るミュゲ(スズラン)は幸運を運ぶとされており、▶︎その由来などについてはこちらをCLICK

スズランが花屋の店先に沢山並ぶばかりでなく、街路にもスズランを売る花売りが多数出現します。この日は誰でもスズランを売ってよいことになっていて(森で採取したスズランならば根のないもの、常設の花屋等から一定距離離れていること多少の制約はあり)子どもがアルバイトにスズランを取ってきて売っていることもあります。

森へスズラン(ミュゲ)を探しに

これまでの5月1日は、普通にマルシェ(市場)や花屋でスズランを購入していたのですが(ドイツスズランや森で採取された野生のスズランなど色々選択肢がある)、今年はなんと森にスズランを探しに行くことに!

森の入口。
本格的に春になって、草木の新緑が本当に心地よい森の風景。
入口に立っただけでワクワク度最高潮なのだけれども、果たしてスズランは本当にあるのか?


森の中はどんどん草がぼうぼうになりかけていますが、夏に比べればまだまだ控えめなので、通路以外にも簡単に入っていけます。
スズランを求めて、どんどん奥に進んでいく、、、だけれどなかなか見つかりません。本当にだいぶ歩き回って、やっと一株の花に遭遇!

スズランは群生するので、葉っぱはたくさんあったのですが、なぜか花が殆どない。。。それもそのはず、実はこの素敵なアイディアを思いついて森に出かけたのは5月3日だったのです。当然一昨日のスズランの日に、咲いていた花は誰かが採取したに違いない。一足遅かったのだけれども、それでも最終的には小さなブーケが出来ました。

森のスズランは夢ごごちに良い香り

花は小さくて地味だけれども、森のスズランの良いところは、なんと言ってもその香り。なんとも言えない本当に良い香りがするところです。どんな幸運を運んでくれるのか、手にしただけでふわりと良い香りに包まれて、至福の感覚が味わえます。

2日遅れの今年のスズランの日は、森の恵みを直接いただく、なんとも幸運な一日でした♫

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