南仏プロヴァンスの庭|ルーヴ庭園を訪れる

南仏プロヴァンスの庭、ルーヴ庭園を訪れる|庭園はアートか?

気がついたら3月からブログの更新をしないままに
はや3ヶ月が経っていました。
目下のパリは猛暑です。。。
もう暑くて日中は外に出られません。
大げさですが本当です。
そんな訳で、遅ればせながら
ここしばらくを振り返ってみようと思います。

南仏プロヴァンスはボニュー(Bonnieux)という
小さなかわいらしい街にあるルーヴ庭園(Jardin de la Louve)は、
元エルメスのデザイナー、ニコル・ド・ヴェジアンが作った
個人庭園として知られています。
その後所有者も代替わりしまし、
現在は、やはり庭を愛する素敵なカップルが、
この場所に惚れ込んでオーナーとなり、
愛を込めて手入れをしており、
以前のようなルーヴ庭園らしい姿を取り戻しています。

ルーヴ庭園は岩壁に張り付くように作られた
古い石造りの建物の南向きの急斜面に作られたテラスガーデンで
面積は1600㎡位と庭園としては決して大きくないサイズですが、
リュベロンの山々を望む絶景の中に位置しています。

石コロが多く貧しい土壌、乾いた気候といった
プロヴァンスならではの土地と気候と、
リュクスなメゾンのデザイナーの感性が出会い、生まれたのが
ツゲやタイムやローリエなどの常緑の植物を刈り込んだ
シンプルかつ上品、アーティスティックな空間です。

庭園の植物は、周りの自然の中にある
ローカルな樹種を用いています。
遠くに目をやると自然な形で山々を覆う木々や草花が
この庭園の中では、人の手が入り整った形で繰り返されることで、
庭園と風景は重なり、奥行きを出しつつ、
お互いを引き立てあうという
ダイナミックな効果が生まれています。
(写真だと分かりづらいのが残念。。。ごめんなさい!)

日本庭園の玉刈りのような球体をベースに
整えられた空間は
日本的なインスピレーションで作られたのかしら、
と思わせる雰囲気もあります。

さらに、オーナーに伺ったところ
剪定には日本のハサミをお使いだとか。
(日本の剪定ハサミはこちらでも知る人ぞ知る、大人気アイテムです。)

全体的に細長い長方形になっている庭園は、
それぞれのコーナーがテーマ分けされていて、
例えばこちらは、まさに南仏プロヴァンスを表現。

この時期まだラベンターは咲いていなかったのですが、
花の時期になったら、
花を残すラベンダーと、
刈ってしまうラベンダーで
市松模様を作る予定なのだとか。
ちょっとしたことが、造形的でオシャレなのに感心。

そうそう、
南のガーデンに欠かせないのは、プール。
こちらにも、もちろん。
小さいですが、岩造りのシンプルでシックなプールあり。
庭園は何よりも暮らしを楽しむ場でもあるのです。

何れにしても、まさにこの場所にしか作れない庭園、
小さな空間に周りの風景全体を取り込んでしまう、
ヴィジョンと技が素晴らしい。

オーナーの奥様は長く画廊を営んでいた元ギャラリストの素敵な女性。
この庭も彼女にとってはまさに生きたアートピース。
庭談義が楽しくて、すっかりお喋りにこうじてしまい、
オーナーご夫婦を始め、様々な写真を撮り損ないましたが、
こちらは予約制で庭園を見学することもできるようになっています。
●ルーヴ庭園のWebサイトへ←Click 

いつか皆様をご案内したい庭園のひとつです。
ではまた!


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