海外の庭めぐり ヴェルサイユの庭園案内 ルイ14世の最後の庭、マルリー庭園 ヴェルサイユ宮殿からセーヌ川方面に向かって 7kmほど離れたマルリー=ル=ロワには かつてルイ14世が最晩年に作らせた離宮がありました。 ルイ14世が造成を命じてから5年以上の歳月をかけて完成したマルリーの離宮に王が初滞在したのが1686年。最晩年には年の3分の1ほどをここで過ごすほど気に入っていたようです。 フランス...
海外の庭めぐり ヴェルサイユの庭園案内ヴェルサイユ公園森林浴ヴェルサイユ・ガーデンウォーク 冬の朝のヴェルサイユ・ガーデンウォーク 12月に入り、ますます日も短く、寒くなってきました。 フランスでは再ロックダウンが続いていますが、 今回は公園がオープンしているのがありがたい。 ヴェルサイユでも宮殿の庭園部分は閉鎖されているものの、パークは普通に散策できます。 すっかり冬になり、 朝は霜が降りるようになりました。 朝早くパークを歩くと、寒いのですが、...
海外の庭めぐり パリの庭めぐりパリの庭散歩パリの庭巡りパリのとっておき庭案内 カルチエ現代美術財団の庭に行こう! 都市に自然を呼び込む、パリの現代美術館のナチュラル・ガーデン パリのとっておきの庭のことを話そうとしたら、思い浮かんだのがパリ14区のカルチエ現代美術財団のガーデンである。ジャン・ヌーヴェル設計のモダンな建築でも知られているが、その建物と合わせて作られたナチュラルな庭がまた、いい。パリのガーデンの中でもお気に入りの庭だ...
海外の庭めぐり ビュット=ショーモン公園に行こう パリつ子気分を味わいつつ、19世紀パリにタイムスリップ ビュット=ショーモン公園が位置するパリ19区は、中心からは少し外れているので観光やショッピングのついでには行きにくい場所です。逆に、パリジャン、パリジェンヌたちには根強い人気の週末の憩いの場。約25ヘクタールというパリで4番目に広いこの公園では、大きな池に洞窟や吊...
海外の庭めぐり クーランス城庭園の秋 オータムカラーの水の庭、 クーランス城の庭園 フランスきっての美しい水の庭、クーランス城の庭園は 以前にも紹介したことがあるのですが、 やっぱりいいなぁ、と訪れる度に思います。 例えば入口付近の並木道と芝生、 ただそれだけという簡素な構成なのだけれど、 色づいたプラタナスの老木の並木道は圧巻に美しい。 14ある泉水の池...
海外の庭めぐり ヴェルサイユ・ガーデンウォーク ヴェルサイユ・ガーデンウォーク、王の菜園へ オータムカラーの王の菜園(ポタジェ・デュ・ロワ) 先日のガーデンウォークの午後の部は、 やはりヴェルサイユ宮殿と庭園と一体であるものの、 普段はなかなか訪れることがない 王の菜園(ポタジェ・デュ・ロワ)へ。 名前の通り、 王様のための食卓のための野菜や果物を生産する菜園でした。 17世紀、ルイ14世のために作られた当時...