
ジル・クレマンの地中海の庭、
レイヨルの領地(ドメンヌ・デュ・レイヨル)
これもフランスの庭?と思われるような
強い日差しと力のある緑の勢い。
南フランス、プロヴァンス地方よりの地中海沿岸にある
レイヨルの領地(ドメンヌ・デュ・レイヨル)の一角です。

高台から海に向かって広がる
7ヘクタールほどの広大な公園です。
地中海性気候という共通点でつながる、
カリフォルニアやオーストラリア、
ニュージーランドやチリなどの
世界各地の風景がパッチワークになって
再現されるというコンセプトの設計は、
著書『動いている庭』でも知られるジル・クレマンによるもの。

自然になるべく逆らわず、自然に寄り添う
植物の生態を尊重する庭。
確かに、植物たちは根を伸ばして、
タネや飛ばして方々に移動し、
そのままの形でとどまることがありません。
そうした自然のダイナミズムそのものが
形作っていく庭の姿とはどんなものなのか。
未来に向けた視点で作られた地中海の庭のなかを
もう少し散策していくことにしましょう。
次回に続きます^-^
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![地中海の庭、ハンブリー植物園の風景 [2]](https://i0.wp.com/www.hirokoendo.com/wp-content/uploads/2017/09/DSC02561.jpg?fit=350%2C233)


