東慶寺|鎌倉のお寺の庭散歩

北鎌倉駅から歩いてすぐの東慶寺はかつての駆け込み寺、今は花の寺として知られていて、おでは一年を通じて様々な花を楽しめます。

IMG_9346ウメもサクラも過ぎた4月末、ショウブやアジサイにはまだ早い新緑の季節でしたが、その時々に主役がどんどん入れ替わる舞台のようで、この日は苔のじゅうたんに広がるアジュカたちが可愛かった。苔と春の小さな花々の相性はすごくいい!ようです。IMG_9352

 

スズランに似た感じの白いウツギも花盛り。若草色と白のコントラストが爽やかで美しい。午前中は光がいっぱいでとても気持ちが良かった。季節にもよるのでしょうか、以前訪れたときには、午後遅くにはかなり日陰になるお庭だったような記憶があります。ウツギの周りのギボウシやアジサイや比較的日陰に強い植物たちを見て、そんなことを思い出しました。

IMG_0635ちなみにアジュカは西洋十二単、在来の十二単に似ているからということですが、和名だと随分と趣が出ますね。それから、フサフサの一瞬名前が出てこなかったカワイイ植物があったのですが、それは翁草(オキナグサ)でした。フサフサの部分がおじいさんの頭?とかネコの毛を思わせるそうで、なるほど。お寺のブログ東慶寺花だよりでは、その時々咲いている草花が紹介されているので、そちらをチェックしてみるのもよいと思います。

IMG_0663奥の方に歩いて行くと、一面イワタバコの壁面があって、墓所や山の方へと続いていきます。今はぴろぴろとした葉っぱだけですが、6月頃には壁面いっぱいに紫の小さなイワタバコの花が咲くそうです。
イワガラミやハナショウブも同じ頃に満開のはず。今はまだようやく葉っぱがあおあおとしてきているアジサイも咲いていますね。その時期は白蓮舎という普段は公開していない建物で、ハナショウブを眺めながらお抹茶がいただけるそう。かなり混んでる時期かもしれないけれど、もう一度、来なくては。

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