チェルシーフラワーショー2015の庭|アルチザン・ガーデン

の旅・イギリス編が続きます。今回の旅のメインテーマはなんといってもチェルシー・フラワー・ショーです。王立園芸協会(RHS)が主催し、ロンドンのチェルシー王立病院のひろーい敷地で毎年5月に開催されるガーデンショーで、その分野では世界で一番ステイタスの高いショーとされています。

ショーの期間は5日間、すべてチケットの事前購入が必要ですが、そのうち最初の2日間はRHSのメンバーズデーです。今回はチェルシー・フラワー・ショーを訪れるためのツアーですので、お花もお庭も一番いい状態の、メンバーズデー初日に訪問できてラッキーでした。

今年出展されているガーデンは37個、大きなスペースのショーガーデンや、もっと小さいアルチザン・ガーデンなどいくつかのカテゴリーに分かれており、ゴールドメダル、シルバーメダルなどの賞とそのなかでもベスト・イン・ショーが選ばれます。面白いのは、ベストにも、審査員が選ぶものと、一般の人々の投票で決まるピープルズ・チョイス(People’s Choice)の2種類があって、重ならずに趣向の違うガーデンが選出されるのです。どこまでも多様性を尊重するということなのかしら。

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会場に入り、さて、まずは小規模なアルチザンガーデンから見学をスタートしましたが、凄い人、人、人。上の写真ではちょっと写ってるくらいですが、本当はすごい人混みです!しかも初日に来るくらいですから半端なく真剣。皆さんかぶりつきで見ていらっしゃる。暫く待っていればそのうち前の列に紛れ込めるのですが、最初は人の頭ばかりで全然見えなーい!そして、お客さんが邪魔で(失礼!)写真が全然いいアングルで撮れないではないですか…でも私も相当他の方々の邪魔をしてしまったかもしれないから、お互い様ということで、出来る範囲で撮影することにします。

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こちらが今年のアルチザン・ガーデンのベスト・イン・ショーに選ばれた彫刻家の庭です。

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オークの木の彫刻で構成されて、松やコニファーが植わっています。私にとっては、彫刻家の庭というより、森のエルフの庭みたいで大好きだな♡

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今やチェルシーの常連、モス・マンとして知られる石原和幸氏のガーデン、Edo no niwaは今年もゴールドメダルを受賞されていました。

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2015年はマグナ・カルタ800周年ということでマグナ・カルタがテーマの庭もありました。

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つるを編んだレイズドベッドの囲いや使われている植物も中世風です。

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こちらはトラッグ工房の庭。植栽はショー全体的にナチュラル傾向です。

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人が多いと写真は撮りにくいけれど、来場者はみなウキウキとして楽しそう。会期に先駆けて1日プレスデーがあって、その時はもちろん人もグッと少ないそうですが、お祭り的な雰囲気がないのでメンバーズデーのほうが楽しくていいよ、と案内してくれたラスさんが言っていました。そう、チェルシー・フラワー・ショーは社交上のサマーシーズンの幕開けでもあります。

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