
画家ル・シダネルのバラの庭
フランスの最も美しい村のひとつでもある、バラの村ジェルブロワ。
そこかしこにバラがあふれる魅力的な小さな村のなかでも、
絶対に訪れるべき場所は、
画家アンリ・ル・シダネルの庭園でしょう。

第二次大戦前に中世の面影残るこの村を気に入って移り住み、
かつての城塞を自邸として素晴らしい庭園を作り上げただけでなく、
ジェルブロワをバラであふれる村とするイニシアチブをとったのが
画家アンリ・ル・シダネルでした。

城塞跡の趣のある古い石垣を活かして、立体的な広がりが見どころの庭です。
テラスが続く構成のイタリア式庭園と解説されていました。

こじんまりとした通路を通って、まずはホワイトガーデンへ。
(こちらは上のテラスからの眺め)
ちょっとした石敷きにした小道や、階段など、
手をかけて、時間をかけて整えられていった様子が伺えるような
温かな雰囲気です。

ガーデンチェアもかわいい♡
階段を上がっていくと、イエロー&ブルーガーデンや
アムールの神殿などがあります。


そしてのどかな絶景。

日常の生活を画題に、静謐な絵画世界を描き出したル・シダネルは特定の流派には属さないアンティミスムの画家と言われています。ほっとするような、静かな美しい室内や庭の風景を描いています。

庭の各所にその場所で描いた作品のパネルがあって、
実際に庭の風景が作品になっていた様子がよく分かります。
画家の庭を訪れる楽しみ
フランスの画家の庭というとモネの庭が有名ですね。
(⇒やっぱり大人気、ジベルニーのモネの庭)
画家の愛情やこだわりが濃厚に感じられる庭は、
やはり大変に魅力的で面白いのです。
描かれた作品だけでない、
その画家の創造世界にも日常にもつながる庭を訪れる楽しみは尽きません。

入口でチケットを売っているおじさんも笑顔。
最後にもにこやかに、ありがとう!
それではまた!
♬いつもお読みいただき、ありがとうございます♬
 
							
											





 
                         
                         
                         
                         
                         
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