海外の庭めぐり ミュージアムの庭ジル・クレマン、パリの庭めぐり ケ・ブランリー美術館の庭|パリ そしてケ・ブランリー美術館にも面積18000㎡のすごい庭があります。 フランスの庭師で修景家で小説家という多彩な肩書をもつジル・クレモン氏が造園した大変ユニークな庭です。 収蔵作品の故郷の風景に近づけるべく、現地調査と文献調査を繰り返して設計したという庭は、 「人工的な庭園設計は自然を破壊することに繋がる」と警鐘を鳴ら...
海外の庭めぐり 庭ボタニカルアートアーティストの庭 緑の風景、ルーシー・リー 庭ではないのですが、やはり緑が印象的だったロンドンのパッセージ(路地)。 大好きな陶芸家ルーシー・リーの住居があった通りです。 今はどうなっているか分かりませんが、公開などはされていないと思います。 食べ物がその人を作る、とよく言います。 それはある種本当にそうだと思いますが、 環境はさらにその人を作っているのではない...
海外の庭めぐり ミュージアムの庭英国式庭園 英国式庭園〜マニャーニ・ロッカ財団|パルマ(イタリア) 広々とした公園のような庭のあるマニャーニ・ロッカ財団。あまり聞いたことがないかもしれませんが、創設者のルイージ・マニャーニ氏のヴィラを美術館にしたパルマ近郊のプライベート・ミュージアムで、イタリア初期ルネサンスから始まる古典絵画・彫刻から印象派に至るまでのコレクションがあり、また50点にものぼるジョルジョ・モランディの...
海外の庭めぐり ミュージアムの庭庭ボタニカルアート ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館の中庭|コペンハーゲン 美術館の庭inデンマークの続きです。コペンハーゲンの街中、チボリ公園にもほど近い場所にあるグリプトテク美術館(Ny Carlsberg Glyptotek)は、カールスバーク社の創設者の息子カール・ヤコブソンのプライベート・コレクションを中心に作った美術館です。 カールスバーク、つまりビールの会社ですね。例えば日本でも...
海外の庭めぐり ミュージアムの庭 ルイジアナ美術館と庭園|デンマーク 今日の初夏のような陽気で思い出したのが、デンマークのルイジアナ美術館(Louisiana Museum of Modern Art)。コペンハーゲンから北へ35km、電車利用で1時間位なので日帰りできます。 いまはどうかわかりませんが、かつてフランスでミュゼオロジー(博物館学)を学んだ頃には、ヨーロッパのなかで最も魅力...
海外の庭めぐり 自然の庭 山の散歩道 山のなかで(森のなかでも)しみじみと心地が良く感じられるのは、人間より木々の数がずっと多くて、ごくその片隅に紛れているような、人間が小さな自然の一部だという本来の感覚が戻って来るところじゃないかと思います。 街中にいると、人工の建造物や人間の数が圧倒的で、どんなに大きな木もようやく頑張っているかのような、大変そうな風情...